生まれてから左利きです。

なにゆう僕は、生まれつき左利きである。子供の頃は、直すのに
嫌がって直らなかった。
18歳から、鍵盤のキーボードを習ったおかげで、少し右も普通の左利きの人
より、動くようになった。二十歳を超えた頃から、箸を右手で持って食べられる
ようにまで成長した。しかし、それいらい忙しさにかまけて右手は遊んだままだった。
勿論、パソコンのマウスの操作は、右手でやっている。なに不自由ない。
絵もマウスで描けるほどだ。じゃあなにがいいたいのか。
字を書くのは依然として、左である。しかも字が汚い。
つい相手にだす文章は、ワープロに頼ってしまう。これじゃあまずいし、
第一、漢字が忘れる一方だ。それと、脳の中でも葛藤がある。
下手に右手も簡単な字ならゆっくりだが、綺麗に書ける位出来ると
潜在的欲望として、矯正したくなる。それに、脳の命令系統も両手利きだと、
どちらを優先させるか、混乱が生じる。だが、右手で字をすらすら書けるように
なるには、並大抵の努力じゃあ達成しない。何度も挫折している。
今年こそはと、小学二年生の漢字のドリルを買ってきた。
今日から、毎日、一ページづつ書き取りをする。右手で。
来年は、右手で書類がかけるかどうか。みものだ。